護封鉱石 【 神封石 】ブローチ

SOLD OUT

これは名もなき旅人が残した手記より
過去の情景を再現する物語作品となっております。

A、Ｂからお選びください。

Ａ　天照
Ｂ　月読

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第２作目

名もなき旅人の手記より－護封鉱石―

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ようやく森をぬけ太陽が真上にきた頃、先ほどの木々のざわめきとは
うって変わり、人々の賑やかな声が響く町に辿り着いた。

やっと一息つける、と重い荷物を下ろした時、近くの露天商に声をかけられた。

「旅人さん、このお守りを買っていかないかい？
　どんな危険からも身を守ってくれるんだ」

そう話す初老の男を訝し気に見つめながらも『お守り』へと視線を落とした。

そのお守りとやらは見たこともない鉱石でできていた。
「気になるかい？」男の問いに私は控えめに頷く。

「それに使われている鉱石はそんじょそこらの鉱石とはわけが違うよ。
　その石の中には古代の神々や魔物の力が封じ込められているんだ。
　わしらは護封鉱石と呼んでいるがね」

目を細め顎を摩りながら男はつづける。

「その鉱石が採掘される場所を知っている人間はたった一握りさ、
　もちろんわしも加工されたものしか見たことがないがね。
　特殊な技法で採るらしい」

男が教えてくれたどうも信じがたい『話』になのか、
それとも『鉱石』そのものに魅せられたのか
気づけば商品の一つを私は手に取っていた。

－名もなき旅人の手記134ページより

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＊こちらはブローチとなってます。

◆手作りの為、繊細な作りになっております。
強い力を加えますと破損の原因になりますのでご注意下さい。

◆強度は既製品よりも劣りますので、ご理解頂いた上でお買い求め下さい。

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▼▽　サイズ　▽▼

全長(金具含)　　約　１０ｃｍ

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